テレビアンテナの工事を業者に頼む前に、何を直すのか(交換・新設・配線や端子の修理)、その地域に合うアンテナの種類、見積もりに何が含まれるかの3つを確認しておくと、金額の比べ間違いを減らせます。ゼヒトモのアンテナ取り付けのページでは、費用の目安を「交換 2〜2.3万円、取り付け 2〜4万円」としていますが、アンテナの大きさや設置場所で大きく変わるとも書かれています。
この記事では、映らない原因の切り分け、アンテナの種類の選び方、費用の見方、ゼヒトモでの依頼の流れ、見積もりを比べる時の項目をまとめます。
(確認元:ゼヒトモ「アンテナの取り付け業者」のページ(2026年10月更新)とトップページ、DXアンテナ(NDXサポート)よくあるご質問「UHFアンテナの選び方」「室内アンテナを設置する上で条件はありますか?」「BS・110度CSアンテナの電源まわりを確認する方法」「室内アンテナで受信しづらいときの改善ポイント」「垂直偏波、水平偏波とは?」。確認日:2026年10月18日〜19日。料金・事例は変わることがあります)
映らない原因は、アンテナ以外にもある
アンテナを替える前に、ほかの原因を確かめます。DXアンテナのFAQにある確認項目です。
| 症状 | 先に確認すること | 資料の根拠 |
|---|---|---|
| 引っ越し後に映らない | テレビの「チャンネルサーチ」をやり直す | DXアンテナ:異なるエリアから転居した場合はチャンネルサーチをする |
| BSだけ映らない | テレビのアンテナ電源(BS・110度CSアンテナへの給電)の設定がオン(またはオート)か。間に分配器があるなら、通電できるタイプか | DXアンテナ:テレビの電源を入れるだけではアンテナに電気は送れない。1端子通電形の分配器は映らない場合がある |
| 一部の部屋だけ映らない | 壁のテレビ端子や配線に原因がある場合がある(一般的な説明) | ゼヒトモの事例に、別の部屋が映らず、専用のレベルチェッカーで調べると端子の不良だった、という記載がある(17,200円の事例) |
| 室内アンテナで映らない | 送信局が目視できるほど近く、窓辺に置けるか(最低条件) | DXアンテナ:条件を満たさない場合は、屋外に設置するタイプを使う |
テレビが映らない時の見直しの順番はテレビが映らないときの見直し順、分配器やブースターの違いはテレビアンテナの分配器・分波器・ブースターの違いで説明しています。
アンテナの種類の選び方
- 電波の強さ(電界)で選ぶ:電波は親局・中継局から離れるほど弱くなり、強電界・中電界・弱電界の地域に分けられます。DXアンテナは、電波の強さに合う最適なアンテナを選ぶよう案内しています
- 偏波を確認する:地デジの電波には水平偏波と垂直偏波があり、アンテナを取り付ける時は偏波を合わせます。DXアンテナによると、水平偏波が約95%です。お住まいの送信所の偏波は、送信所の情報で確認します
- 室内アンテナは条件つき:電波が強いエリア向けで、送信局(塔)が目視できるほど近く、間に遮蔽物がなく、塔が見える窓辺に置けることが最低条件です
- デザインアンテナは弱電界では難しい場合がある:ゼヒトモの事例に載っている事業者は、デザイン性のあるユニコーン型を「弱電界では工事できないが、中程度・高電界の地域では施工可能」と説明しています(事業者の記載)
種類ごとの違いは地デジアンテナの種類と選び方、受信レベルの見方はアンテナレベルの見方で詳しく説明しています。
費用の見方
| 項目 | ゼヒトモに記載の費用の目安 | 作業時間の目安 |
|---|---|---|
| アンテナの交換 | 2〜2.3万円 | 1〜2時間 |
| アンテナの取り外し | 1〜2万円 | 0.5〜2時間 |
| アンテナの取り付け | 2〜4万円 | 1〜2時間 |
同じページに表示されている事例では、金額が17,200円(テレビ端子の交換)から190,000円(地デジとBSアンテナの新設、配線を見えないように通す工事)まで、工事の内容によって大きく違います。八木アンテナからデザインアンテナへの置き換えの事例は37,000円でした。
ゼヒトモは、アンテナを事前に用意しておく、簡易的な室内アンテナを選ぶことで相場より安く抑えられる場合があり、複数の業者から相見積もりを取るのもおすすめ、と書いています。
ゼヒトモでの依頼の流れ
- 依頼内容を入力する:曜日や時間帯、場所、依頼の理由などを質問フォームに答えます。戸建・集合住宅などを選ぶ項目があります
- 見積りを受け取る:依頼に合ったプロから提案が届きます。トップページでは、最大5人のプロから提案を受けられると説明されています
- プロを選ぶ:提案内容や写真、プロフィールを確認し、メッセージをやり取りして、納得できたプロに依頼します
トップページには、依頼に関する手数料・利用料は一切かからない(完全無料)と書かれています。アンテナの取り付け業者のページには、1,714人のプロが掲載されていました(2026年10月更新時点の表示)。
集合住宅の場合は、共用部のアンテナや配線の扱いが建物ごとに違うため、工事の前に管理会社や管理組合に確認します(一般的な説明)。
見積もりを比べる時の確認項目
- 何が含まれているか:アンテナ本体、ブースターなどの機器、配線、出張費、不要になったアンテナの処分
- 追加費用の条件:現地で状況が変わった時に、追加が出るのはどんな場合か、事前に連絡があるか
- 工事の前の確認:電波の状況を測ってからアンテナを決めるか(事例の中には、工事の前に電波状況を確認すると書く事業者がいます)
- 保証の有無と範囲:事業者ごとの記載で、内容は違います。台風などで傾いた時の対応も聞いておきます
- 作業時間と日程:ゼヒトモの目安では1〜2時間ですが、BSや4K放送の調整が加わると長くなる場合があります(一般的な説明)
工事の前に自分でできること
- BSが映らない時は、テレビのアンテナ電源の設定と分配器の通電を確認します。設置後にレベルが0のままの時の確認項目(遮蔽物、同軸ケーブルの接続、通電、上下角・左右角の調整)は、DXアンテナのFAQにあります(BS・CSアンテナの向きの確認)
- 衛星放送の契約前にアンテナを確認する方法は衛星放送を契約する前のBS・CSアンテナの確認、4K放送に必要なものは4K8K衛星放送を見るために必要なものにまとめています
まとめ
- 工事を頼む前に、映らない原因がアンテナか、配線・端子・設定かを切り分ける
- アンテナは電界の強さと偏波で選ぶ。室内アンテナは、送信局が見える近い地域の窓辺が最低条件
- 費用は交換2〜2.3万円・取り付け2〜4万円が目安(ゼヒトモの記載)。事例は17,200円から190,000円まで、内容で大きく違う
- 見積もりは複数取り、含まれるもの・追加費用・保証を比べる


