B-CASカードは、地上デジタル放送・BSデジタル放送・110度CSデジタル放送の番組の著作権保護や、有料放送に使われるカードです。B-CAS の公式サイトによると、BS・110度CSデジタル放送の有料放送を契約して見るためには B-CASカードが必要で、NHKや無料の民間放送も、2004年4月から著作権保護のために B-CASカードを使っています。テレビやレコーダーには、必ず挿入して使います。
この記事では、B-CAS の公式サイトの説明にもとづいて、B-CASカードの役割、有料放送の契約との関係、4K8K衛星放送で使われる ACASチップとの違いをまとめます。
(確認元:B-CAS(ビーキャス)公式サイトの FAQ、総務省「4K放送・8K放送 情報サイト」。確認日:2026年10月6日)
B-CASカードの役割
| 役割 | B-CAS の説明 |
|---|---|
| 著作権保護 | 地上・BS・110度CSデジタル放送の番組の著作権保護に使われる |
| 有料放送 | BS・110度CSデジタル放送の有料放送を契約して見るために必要 |
| その他 | NHK の BS デジタル放送の自動表示メッセージや、データ放送の双方向サービスで使われることがある |
B-CAS の公式サイトは、必ず B-CASカードをデジタル放送の受信機に挿入するよう案内しています。
有料放送の契約とカード
BS や CS の有料チャンネル(例:WOWOW の放送、スカパー!)を契約する時は、テレビやレコーダーに入っている B-CASカードの番号(または ACASチップの番号)で契約を管理する仕組みが使われます。契約の手続きでは、カードの番号を入力する場面があります。
- カードの番号は、カードの裏面や、テレビのメニュー画面で確認できる(確認方法は機種による)
- テレビを買い替えたり、カードを差し替えたりした場合は、契約している放送局に、カードの変更の手続きが必要になることがある
WOWOW とスカパー! の契約の流れと料金の仕組みは、スポーツや映画をテレビで見る方法|WOWOWとスカパー!の見方と契約の違いにまとめています。
ACASチップとの違い
総務省によると、4K8K衛星放送に対応した受信機には、新たな CAS である ACASチップが使われています。ACASチップは受信機に内蔵されるため、カードを差し込むスロットがないテレビもあります。4K8K衛星放送の受信に必要なものは、4K8K衛星放送を見るために必要なもので説明しています。
カードの扱いの注意
- カードを抜き差しする時は、受信機の電源を切ってから行う(受信機の説明書に従う)
- カードを曲げたり、汚したりしない
- カードの不具合や紛失の時は、B-CAS のカスタマーセンターの案内に従って手続きをする
- 受信機を譲渡・廃棄する時の扱いも、B-CAS の公式サイトの案内を確認する
テレビが映らない時は、カードのほかに、アンテナの接続や入力の切り替えも確認します。入力の切り替えは、テレビの入力切替と外部入力の使い方にまとめています。
まとめ
- B-CASカードは、デジタル放送の著作権保護と有料放送に使われるカード。受信機に必ず挿入する
- BS・110度CSの有料放送を契約して見るには、B-CASカードが必要
- 4K8K衛星放送の対応機器には、内蔵の ACASチップが使われている
- テレビの買い替えなどでカードが変わった時は、契約している放送局への手続きが必要になることがある


