スピーカーとアンプを組み合わせる時は、スピーカーのインピーダンス(Ω)が、アンプの説明書にある使えるスピーカーのインピーダンスの範囲に入っているかを確認します。たとえばデノンのアンプの説明書では「4〜16Ω」と書かれ、4〜6Ωのスピーカーを使う時は本体の設定を変えるよう案内されています。2組のスピーカーを同時に鳴らす時は、条件が「8〜16Ω」に変わる機種もあります。
この記事では、確認する場所、低いΩのスピーカーをつなぐ時の設定、2組を同時に鳴らす時の注意をまとめます。
(確認元:デノン ネットワークレシーバー DRA-900H 取扱説明書「スピーカーを接続する前に」、プリメインアンプ PMA-1600NE 取扱説明書「スピーカーを接続する」。確認日:2026年10月10日。範囲と設定は機種で違います。お使いのアンプの説明書を優先してください)
インピーダンス(Ω)はどこで確認するか
| 機器 | 見る場所 | 書かれ方の例 |
|---|---|---|
| スピーカー | 仕様表、背面の端子付近のラベル | 「インピーダンス 4Ω」「6Ω」「8Ω」など |
| アンプ | 取扱説明書の「スピーカーを接続する」の注意、仕様表 | 「スピーカーはインピーダンスが4〜16Ωのものを使用してください」(デノン DRA-900H) |
スピーカーユニット(フルレンジなど)を箱に入れて自作する場合も、ユニットの仕様表にインピーダンスが書かれています。製品によって4Ωや8Ωなど違うため、買う前に、使うアンプの範囲と照らし合わせます(表のスピーカー側の見る場所とあわせて、一般的な説明)。
4〜6Ωのスピーカーをつなぐ時は設定を変える機種がある
デノン DRA-900H の説明書では、4〜6Ωのスピーカーを使う時に、本体の操作でスピーカーのインピーダンスの設定を変えるよう案内しています。
| 設定 | 選ぶ時(DRA-900H の説明) |
|---|---|
| 8ohms(お買い上げ時の設定) | 接続したすべてのスピーカーのインピーダンスが8Ω以上の時 |
| 6ohms | 接続したスピーカーのインピーダンスが6Ωの時 |
| 4ohms | 接続したスピーカーのインピーダンスが4Ωの時 |
設定の場所や名前は機種で違い、設定が無い機種もあります。AVアンプやレシーバーに4〜6Ωのスピーカーをつなぐ時は、説明書の「インピーダンス」「スピーカーインピーダンス」の項目を確認してください。
2組のスピーカーを同時に鳴らす時は条件が変わる
スピーカー端子が「SPEAKERS A」「SPEAKERS B」と2組あるアンプでは、同時に鳴らす時の条件が別に書かれていることがあります。デノン PMA-1600NE の説明書の表です。
| 使う端子 | つなぐスピーカーの数 | 使えるインピーダンス |
|---|---|---|
| SPEAKERS A(標準的な接続) | 2本(1組) | 4〜16Ω |
| SPEAKERS B | 2本(1組) | 4〜16Ω |
| SPEAKERS A と B を同時に | 4本(2組) | 8〜16Ω |
| SPEAKERS A と B(バイワイヤリング接続) | 2本(1組) | 4〜16Ω |
2組を同時に鳴らすと、アンプにかかる負荷が大きくなるため、範囲が狭くなると考えられます(一般的な説明。理由は説明書には書かれていません)。4Ωや6Ωのスピーカーを2組同時に鳴らしたい時は、説明書の条件を満たすかを先に確認してください。
つなぐ前に確認すること
- スピーカーの仕様表でインピーダンス(Ω)を確認する
- アンプの説明書で、使えるインピーダンスの範囲と、同時に鳴らす時の条件を確認する
- 4〜6Ωのスピーカーなら、アンプのインピーダンスの設定があるか確認し、合わせる
- アンプの電源プラグを抜き、サブウーファーがあればその電源も切ってから配線する。芯線がはみ出してリアパネルやねじに触れたり、+と-が触れたりすると保護回路が働く(デノンの注意)
ケーブルの被覆のむき方と極性の合わせ方はスピーカーケーブルのつなぎ方で説明しています。
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まとめ
- スピーカーのΩが、アンプの説明書の範囲(例:4〜16Ω)に入っているかを確認する
- 4〜6Ωのスピーカーは、アンプのインピーダンス設定を変える機種がある
- 2組を同時に鳴らす時は、範囲が「8〜16Ω」などに変わる機種がある


